兼業社労士!流山の二刀流パパブログ

社会保険労務士とキャリアコンサルタントの国家資格二刀流で副業するパパの、お仕事とパパ業の二刀流記事をつらつら書いていきます!

イマドキ男子が育休を取るべき3つの理由

こんばんは、POCOです。

猛威を振るう台風21号に今日の午前中は全社員在宅勤務・午後出社となったので夜更かしして溜まりに溜まった段ボールの処理をし終えたので、今日は育休の話を。

育休取らずして育児を語るべきではない

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さて、よく「会社に育休制度がない」なんて聞いたこともありますが、育休、正確には育児休業と言うのは、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」という法律で定められたものなので、雇用保険に入っている労働者であれば会社の制度など関係なく最大で子どもが2歳になるまで取得ができるものです(諸条件がありますが)。

 

ではここで問題です。

女性の育児休業取得率と、男性の取得率はどれくらいでしょうか?

 

答えは、女性が81.8%、男性は3.16%です!31.6%ではありません。3.16%です!!

 

どうですか、驚きませんか??これは2016年度、最新のデータです。

これだけイクメンだとかイクボスだとかのワードがバズってても、足元はこの程度です。

つまり結局そうはいっても週末に子どもと遊ぶだけのなんちゃってイクメンがほとんどで、単なる有給を使った数日間の育児休暇ではなく"育児休業"をしっかり取って妻と同じ生活を体感したパパはたった3%しかいないわけです。

POCOは第2子の誕生を機に、1ヶ月間の育児休業を取得しました。

育休中のてんやわんやの詳細はまた今度書きますが、一言で言えばとにかくハードです。絶対に仕事の方がラクショーだと感じます。妻に頭が上がらなくなります。

それを知らない97%のパパ達にはこれだけは言いたい。育児・家事について妻に意見をするのだけはやめた方がいい(笑)

イマドキ男子が育児休業を取るべき3つの理由

①子どもの成長を間近で見られる

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これはよく言われますが、表情が豊かになるとか、自分があやしても笑ってくれるようになるとか、自分でも安心して寝てくれるようになるとか、ちょっとした仕草が変わる、バリエーションが増えるとか、毎日小さな成長を感じられます。

POCOは第2子の育休で、ひとつ上の長男もいたため、話せる言葉が増える、上手にジャンプができるようになる、などその喜びは倍以上でした。

何より"その瞬間"に立ち会えるのが良い。「○○君が初めて立ったのは○ヶ月のときだったねー」とか妻に言われて「う、うん(そうだっけ…)」とかなることはなくなります。

②自分の価値観が確実に変わる

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これ、すっごくデカイです。仕事への価値観も家族への価値観も、人生で大切にしたい軸も全部変わります。パラダイムシフトってやつです。もし1ヶ月やってみても変わらないんだったら、既に完成された君子であられるか、育休を利用して自己研鑽に走るなどし、育児家事をほとんどしなかったかのどちらかです。

まず、間違いなく早く帰ることを最優先するようになります。あれだけ大変な一日を毎日一人でやりくりしている妻を想えば、今日は一杯飲んで帰ろうなどと思わなくなります。それに早く帰れば子どもとご飯を食べたり、お風呂に入れたりもできます。

そのため仕事もいかに効率的にこなすかを考えるようになり、無駄な予定は秒で断るようになります。そんなしょうもない時間があったら妻を少しでも楽にしてあげたい。

一方で家族を支えなきゃ、という思いは一層増すので、仕事への本気度も格段に上がります。20代のときにまったく昇進とか昇給に興味のなかったPOCOが40歳までの昇格・収支計画をたて、上司には昇格する条件を細かく握り、兼業まで始めるわけですから、あらゆる考えがいい方に向かうはずです。

③妻との関係が劇的に良くなる

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これがPOCOがイマドキ男子に最も伝えたい理由です。

正しく"育休"を取り、死ぬ気でやりきれば120%妻との関係が劇的に良くなります。もともと良かったなら、それはもう一生揺るがない絆になると思います。悪かったなら愛を復活するチャンスです。一生の間に誕生する子ども数しか取得のチャンスがないわけですし、これを逃す手はありません。

正しく、というのは"育休"の意味を取り違えないということです。妻が育休を取るのは、"休むため"でも"資格を取得するため"でもありません。育児をするために休むんです。

なので、ひたすら育児・家事してください。他のことやるならその隙間で寝る時間削ってやってください。妻は育休中そうしてるんです。

おすすめは1日3食つくり、片付け、掃除、おむつ替え、着替え、散歩、寝かしつけなど全部やることです。ちなみに、手伝うのでなく、自分がやること。そして絶対に「手伝う」と言わないこと。手伝うといった時点であなたは外部の人です。主体者であることにこだわってください。妻はすごく敏感に見て聞いて感じています。

僕は1ヶ月間、洗濯とおっぱい以外はすべて自分がやりました。(洗濯だけは妻のこだわりがあり…)

妻がやっていることを同じように経験するのが大事です。確実に"同じことをやった→この人はわかってくれる"となっていきます。だからこそ絶対に投げ出さないこと。妻にやり方についてけちつけられても文句言わず黙ってやりきる。これやったら確実に認められます。めちゃめちゃ信頼されます。妻の愛をより感じられるようになります。

こっちも愛されているからこそこの幸せを維持しようと思いますから、育休明けても同じスタンスで家事育児を自然にやれます。

さあ育休をとろう!

いかがでしたでしょうか?是非少しでも育休に前向きになっていただけたら幸いです。

会社の前例や習慣、風土にとらわれないことです。育休取得に対する不利益対応は違法です。そういう会社は絶対に淘汰されていきます。是非勇気を持って踏み出してほしいと思います。