“欲しいなぁ”程度では絶対に手に入らないという話。
こんばんは、POCOです。
今日は在宅勤務の日。とはいっても家には幼児2人いて部屋の空きもないので近所を放浪しながらリモートワークです。
お昼をフードコートで食べていたところ、隣の高校生2人が
「おれはやりたいことをやって生きていきたい」
「でもやりたいことだけやって生きていくにはリスクもある」
みたいな話をしていました。なんだか嬉しくなりました。
学生が成し遂げたいことを夢見られるかどうかってすごく大事だと思います。すぐ偏見に満ちた現実を突きつけたがる大人は黙っているべきです。むしろ大人が夢を見てその実現のためにひた走る。そして叶える。それを若い人にどんどん知らせる。このサイクルが重要。
豊かになりたい。
お金もほしいけど休みもほしい。
やりがいのある仕事をしたいけど、早く帰りたい。
楽しい仕事だけしたい。
何ならむしろ働きたくない。もうまったく。
でも無理に決まっている。そんなことを言うやつは馬鹿だ。
なんでそんな風潮なんでしょうね。いいじゃないですか、それが実現したいならそこに向かって全力で頑張ればいい。どうしたらそれが叶うのか調べて、1歩ずつ歩みを始めるか、「そうだったらいいなぁ。○○したいなぁ。□□になりたいなぁ。△△欲しいなぁ」と口で言っているだけ、心で思っているだけなのか、ここで大きな差が出てくると思っています。
「欲しいなぁ」?「うおお絶対手に入れるぅぅう!!!」だ!!
この人とお付き合いしたいなぁと思ってるだけでは付き合えないですよね。話しかける。連絡先を交換する。デートに誘う。こういった一歩ずつのアクションがなければ進展しないですよね。
よく世間で言われる“成功”ってまったく同じ話だと思うんです。
一部のボンボンの子供を除けば、いわゆる金持ちはみんなどこかでものすごい努力や思い切った賭けをしてその地位を得ている。医師だって弁護士だってラッキーじゃなれない。流行りのネットビジネスで成功した人だって大きな失敗リスクを取って成功に向けて信じられない情熱と時間を投資してきたはず。普通じゃない道を歩む中で批判を浴びたり、友人が去っていくことだって経験したはず。
僕自身は全然お金持ちではない(むしろ2児の育児で家計は四苦八苦レベル)ですが、いつだって信念をもって生きてきた。
高校時代に目指した社労士にもなったし、キャリアコンサルタントになりたいと就活で思ってそれも実現したし、名古屋から東京に帰りたいという思いも実現したし、この人と付き合いたい・結婚したいと思った人を必死に口説いてお嫁さんにしたし、今までの人生で叶えたいことはほとんど実現してきました。
でもそこにはブレない信念と、何かを失うリスクを取り続けてきたという自負があります。
結果最愛の奥さんとかわいすぎる子供2人に恵まれ、両家の親にも孝行できててすごく幸せです。
でも、僕にはいわゆる学生時代からの友人とか、会社の同僚で気の置けない友人とかはほとんどいません。休日に家族以外の人と”遊ぶため”に会うことはありません。僕が人と会うのは”ビジネス”か”何らかの価値の交換”を行う場合だけです。人生は短いし、1分だって無駄にしたくない。欲しいものを掴むために費やしている全力なので、何の後悔もないですが、人によっては寂しい人、とか理解できない人、となることもあるかもしれません。
でも逆に、「本気でほしい」ならそのためのアクションに投資していかない限り絶対にそれは実現できません。これは間違いありません。そして必要なタイミングではリスクを取り、思い切り時間やお金を使っていかないといけません。
その覚悟をもって実際に”やれる”か、タラレバ言っているだけなのか、そこが叶うかどうかの境目なんです。
さぁ皆さんはどんな人生にしたいですか?
何が欲しいですか?
それは思っているだけで満足できるものなのですか?
私はまだまだ満足していません。どんどん取りに行きます!
働き方改革を行う3つの理由とその順番の話
こんばんは、POCOです。
今日は、もう聞いたことのない人はいないであろう、働き方改革の話を1つしようと思います。
働き方改革は何のため?誰のため?
もう聞き飽きてきたかもしれない"働き方改革"。最近はカタチを変えて、"休み方改革"とか"生産性革命"とか言われ始めていますね。もちろん中身も少しずつ違いますが、流行りを継続させたい思惑も感じなくはありません。
さて、そんな働き方改革ですが、一体何のため、誰のためにこんなに叫ばれ、我先にと企業が取り組みを進めているのでしょうか?
働き方改革には3つの目的がある
働き方改革に取り組む狙い、背景は3つに集約されます。
- 従業員のリテンション、採用力強化
- 生産性向上
- イノベーション創造
ちなみに、電通事件を契機にこの土台に乗る以前の、労基法違反の是正目的で取り組み始めるケースもまだまだ多くあります。
従業員のリテンション、採用力強化
これはいわゆる、完全に労働者のための働き方改革で、言い換えると従業員満足度向上→定着→採用もしやすくなる、を目指しています。
副業解禁、在宅勤務、フルフレックス、フリーアドレス、私服勤務等、とにかく従業員が働きやすくなることを重視した施策が中心になります。
成果や生産性の側面よりも、満足度を重視します。結果離職率が下がる、口コミも良くなり、採用でもリードできるようになる、というのを目指します。
生産性向上
こちらは次のフェーズと言えます。働きやすい制度を入れたけど使われてない。満足度は上がったけど業績も落ち込んでいる。ちゃんと機能して、かつ業績にも貢献してくる、企業のための働き方改革、と言えます。
生産性を測る方法は色々あるのですが、ベースの考え方は同じで、アウトプット/インプットです。働き方改革で言えば、成果/労働投下資源です。
例えばシンプルなものだと、売上/労働時間、営業利益/社員数、などで示すことができます。
そのため一人当たり一時間売上などを計算して他社比較を行ったり、自社経年比較を行って生産性を評価していくことができます。
この生産性を向上するには、アウトプットを増やすか、インプットを減らすしかないわけですが、基本的にこのフェーズでは、インプットの削減が主旨になります。※アウトプットだけ増やせと言うと、労働時間も人数も増やさずに売上1.5倍にしろ、というのと同じで現実的ではありません。
ここでは、無駄な会議の削減、ペーパーレス化、業務フローの見直しからアウトソーシング、システム導入などで業務そのものの効率化を図り、労働時間削減や人員配置の適正化に繋げます。
イノベーション創造
最後がイノベーションを起こすことを目的にするフェーズです。
これは、先程の生産性向上でいう、アウトプットを増やす方の取り組みです。生産性向上のためにインプットを減らす取り組みをし、アウトプットに集中する環境が整ったら、アウトプット最大化に向けて一気にドライブをかけていく、というイメージです。
ここでは拠点の集約、フリーアドレスの導入、組織横断のプロジェクト、アイデアの自由公募など、部署やチームの垣根を超えて連携し、これまでになかった着想を得て業務に昇華させていく仕組みを作っていきます。大手メーカーなどでは徹底的にこだわり抜いた研究所やオフィスの設計・建築が多く見られます。
※例えばサントリー社。研究者たちが集い、飲み、響き合う研究所を作る:日経ビジネスオンライン
一番大事なのは順番に進めること
3つの話はこの順に進めることが大事です。
いきなりオフィス改革に取り組んでも、労働時間が減ってなくてクリエイティブなことに時間を使えなければ意味がありませんし、そもそも従業員に支持されていない会社では何を仕掛けてもついてきません。だから順番に進めることが大事なのです。
サイボウズの青野社長も仰っていますが、働き方改革に本気で取り組むなら一時の減収や減益、赤字も覚悟しようと。数字を絶対に落とさずに働き方改革しろなんて土台無理があるし、それができるならただ従業員がサボっていただけなのかもしれない。
働き方改革は一朝一夕にできるものではないし、成果となって見えてくるのは年単位かかります。だから着実に一歩ずつ強い意思で進めていく必要があります。
残業が○%減った、有給取得が○%増えた、男性育休取得が○%増えた、とかはプロセス数値で、成果ではありません。その状態で、売り上げなり利益なりが維持向上したとき、それを成果と呼ぶべきです。
いま働き方改革がうまくいってない会社は、どのフェーズでつまずいているのか、順番が正しいのか、是非見直してみてほしいところです。
こどもたちの読書と管理の話
こんばんは、POCOです。
今日は妻に保育園の説明会に参加してもらうため、二人の子どもと家にいましたが、あいにくの雨のため外出できず、上の子を部下とし、下の子は抱っこして掃除機→床拭き掃除をし、先程妻と交替して一人図書館に来ています。
理由はこどもたちのために借りている本の返却期限だからです。(自分の時間的なやつではありませんよ!)
絵本は幼児にとって最も効率の良い学習・体験である
3月から上の子を公文式に通わせているのですが、合わせて2週間に一度の図書館通いをスタートしました。近所の図書館では10冊2週間という借り方ができるので、毎回MAXで利用しています。一時期1週間ごとという鬼サイクルにも挑戦しましたが、こどもの記憶に刻まれるのには2週間くらい読み続けてあげるのが良さそうだと感じ、2週間ごとで今は落ち着いています。
絵本の読み聞かせ1万回!?
公文式では"うた200、読み聞かせ1万回"とよく言われます。これは1万冊ではなくて1万回読ませると賢いこになるよ、的なもので、毎日10回読み聞かせれば3年以内に到達するものです。ただ、個人的にはこれはこれで目指していくのですが、それ以上に冊数にも気を配りたいと思っています。多様なストーリーとデザインに触れてたくさんの感性を養ってほしい。
「本というのはたった1000円程度で、誰かの人生の大事な経験や体験を学ぶことができる、どんな有料セミナーよりも効率の良い学習方法だ」
これは大学時代の親友の言葉です。絵本でもまったく同じだと思います。
でも子どものために毎月何十冊も買うのは無理があるので、図書館を最大限活用すべきと思って通いつめてます。
読んだ本を管理し振り返る
子どもが読んだ本はスマートフォンアプリで管理しています。
私はビブリアというアプリを使用しています。検索も登録もカンタンで、本棚に表紙が一覧で並ぶので、画面を見せるだけで、「これ読んだねぇ」「○○出てくるねぇ」などとこどもが言ってくれて、「あ、ちゃんと記憶されてるなぁ」と実感が得られて大変おすすめです。振り返るというのも二日に一回くらい寝る前とかに画面をざーっと一緒に見ていく、というだけです。こどもがなんとなく思い出すには十分です。タイトルまで暗記しているものもたくさんあります。
※トップ画面
※累計管理
是非0歳~3歳くらいにおすすめの絵本があれば教えてください!
言うは易し、行うは難しの"顧客志向"の話
こんばんは、POCOです。
突然ですが、顧客志向っていい言葉ですよね。何よりも顧客を喜ばせるのが大事!的なアレです。私も新卒で入った会社がものすごく打ち出していて、それこそが競合との差別化であると叩き込まれました。なので、仕事をする上で「この判断・行動は顧客のためになるのか」というのはずっと大事にしてきました。
本質的な顧客志向とは
でも本質的な顧客志向って何なのでしょうね。とあるサイトでは以下のような説明がありました。
顧客の満足度を高めることによって利益を獲得するという考え方。
ただし顧客の要求にすべて答えていたら、企業は何でも屋になってしまい、利益を生むことなどできないという考えもあるが、顧客志向の本質は方法論と倫理感覚が相まって生み出され、企業にも顧客にも有益となるものである。
なんだか高尚ですね。笑
とにかく顧客の言うことを何でも聞くという意味ではないってことなわけですが、ビジネスである以上、損益分岐や損得勘定を完全に度外視して顧客のニーズに寄り添うというのは現実的ではないですよね。
でも個人的には、真の顧客志向というのは、採算とは別のところにあるのだと思っています。ビジネスについては、しっかり対価を請求すべきです。一方で合意した金額と内容を仮にAとしたときに、文字通りAを成果として終えるのであれば、ただの仕事だと思う。レジで200円払っておにぎりとお茶を買うような感覚です。別に店員に対して満足も不満足もないと思います。真の顧客志向というのはA'を提供できることだと思っています。それは先の事例で言えば「おにぎりを温めますか?」「冷たいものと袋を分けますか?」「そちらの袋とひとつにまとめましょうか?」といった、相手の状況や心情を読み取ってもうほんのちょっとのアクションができるかどうかってことです。これ、結果だけ見ればAの提供(おにぎりとお茶を売る)で同じです。「ご一緒にポテトもいかがですか?」とは全く違うのです。何事においてもリピーターが多いのはこういうことを自然にできる人だというのは疑いないでしょう。
営業担当者に感動した話
今日まさにそんなことを感じた出来事がありました。実はPOCO、最近マンションを契約しまして入居を控えているのですが、すぐ隣に別の高層マンションが建設されると発表になり、近隣の居住者・契約者向けの説明会に参加してきました。そこで同じマンションを契約していると思われる方で、簡単に言うと非常に穏やかではなく、感じの宜しくない方がいらっしゃったので、幼子が二人もいるPOCO家としては隣もしくは直下の部屋だと正直嫌だなぁと思ったのです。そこでデベロッパーの営業担当に、部屋がわかるかどうかダメ元で聞いてみたら、わざわざ説明会の主催者側に問い合わせてくださり、当然個人情報なので聞き出せなかったそうですが、それでもモデルルーム内のほか営業担当にも聞いて回ってくれ、○○、△△というわけで問題無さそうだとの見解・報告をなんと当日中にいただけたのです。感動しました。
正直、既に契約済で売りが立っている顧客ですから売る側からすれば別にもう面倒に応じる必要もないわけです。個人情報なので対応できかねます、とかでいいじゃないですか別に。でもこっちの気持ちを察して、やれることをやってくれた。本当に素晴らしいなと思いました。
自分もこういう少しの違い×積み重ね、を大切にしていきたいと気が引き締まりました。
正解はないと思いますが、顧客志向とはなんたるか、一度議論してみたいものです。
それでは今日はこの辺で。
わがやの夜泣き対応の話。※と社労士証票が届いたよ!の話。
おはようございます。POCOです。
昨日は3時に目覚めてしまった下の子を寝かしつけられず、妻に選手交替を命じられてしまい、とても不甲斐ない思いです。うう。。
5時までは父の仕事
下の子は乳児でして、まだ夜中フルで朝まで寝てくれる場合の方が少なく、1~2回くらい起きます。
うちは5時までに起きた場合はPOCOが、それ以降は妻が対応するルールにしています。(一時POCOが起きれなくなり、運用破綻の危機に陥りましたが…妻には大変申し訳ない)
しかし最近下の子の意思が強くなり、"眠るときはパパイヤよモード"を発動してくるようになり、うまくいきません。
これまでの経験を振り返ってみると、それでもパパで眠れた!という成功体験をさせてあげないと、これから眠ってくれるようにはなるまいと原点に帰りました。
もうママじゃないとだめだね、とか言い出したらオシマイですよ。ここで食らいついて解決できればこどもポイントも妻ポイントもグイッとアップのボーナスチャンス!そう捉えようではありませんか皆さん!
社労士証票が届いたのである
全然話は変わり、ついに社労士証票(手帳)届きました!警察みたい!笑
なんか月初からもう社労士名乗って仕事してOKですとか社労士会に言われてましたが証明も何もなくてなんとなく不安でした。でもこれ手に取ったら実感沸きました。思ったより重厚感あってかっこいいじゃない。
これから社労士仕事も頑張るぞ。尖る方向は見えてきています。
これから上の子の習い事の準備なので、今日はこの辺で。
はたらくことに対する価値観の話
皆さんは”はたらく”に対してどんな価値観を持っていますか?
もちろんここに正解も良い悪いもありません。なぜならそれは個々の価値観でしかないから。
とにかく給料だという人もいるでしょうし、給料なんか最低限でいいからやりがいだ、という人もいるでしょうし、とにかく早く帰れるかどうかだ、という人もいるでしょう。どんな知識や経験をできるのかという成長を軸に据える人も、金額のインパクトの大きい仕事、という人もいるでしょう。社名や社格というブランドで選ぶ人もいるでしょう。
どれも間違っていないし、その人の大事な基準です。(もちろん本当にそれでいいの?という観点が必要になることもあります)
そういうPOCOはどんな価値基準ではたらいているのか、ということを今日は書きます。
マズローの5段階欲求説
これご存知でしょうか。私はキャリアコンサルタントでもあるので知らなかったら資格はく奪モノですが、人間の欲求は以下の5種類があり、下位が満たされると次の欲求に進んでいくというものです。
- 生理的欲求(食事、睡眠、排せつなど生きる上で避けられない最低ラインの欲求)
- 安全欲求(危険から身を守りたい)
- 社会的欲求(コミュニティに属したい。家族・学校・職場など)
- 尊厳欲求(周囲に認められたい)
- 自己実現欲求(何か成し遂げたい)
さあ、みなさんはどの次元を生きていますでしょうか。
「残業が多すぎるブラック企業を退職したい!」という人は①~②かもしれません。「とにかくあの有名一流企業に入りたい!」という人は③~④あたりでしょうか。もしかするとそれ自体が⑤なのかもしれませんが。大手総合商社とかでエリートとして活躍してきたけど、生まれ育った地元をもう一度盛り上げたい!とあっさり退職して地元で起業する、名もないスタートアップに信じられないくらい収入を下げて転職する、そんな人は⑤なのかもしれません。
結局自分がどう捉えるかというだけですし、高次にいる人ほど成功者だ、というわけでもありません。①②さえ満たされていれば全くそれ以上望まない、という人もいるでしょうし、いつも誰かに賞賛されていないと気が済まない人もいるでしょうから、答えはありません。
わたしのはたらく価値観
POCOの”はたらく”における価値観は、
- 「はたらく上で何らかの制限のある個人に多様なチャンスを提供したい」
- 「はたらく上で制限があっても輝ける社会を創りたい」
という2つです。
前者は個人に向けた支援で、その実現のためにキャリアコンサルタントを、後者は企業に向けた支援で、その実現のために社会保険労務士を取得したわけです。
というと、あまりにもしっくりきてしまいますが、実はこれは単なる結果論(偶然)です。笑
計画された偶発性
またまた別の学者でクランボルツという先生がいます。この方は「計画された偶発性」という有名な理論を残しました。
超簡単にいうと「キャリアなんて偶発的なことの積み重ねだから、それを計画的に生かしていこうぜ」的なことです。
例えばどんなに事前に綿密なキャリア計画を作ったって、必要な会社に合格できない、入社したけど倒産しちゃう、異動になる、転勤になる、結婚や介護で退職を余儀なくされる、など偶発的なもので簡単に左右されてしまう。計画に意味がないということではないけど、そういうことがあっても次に生かしていける、生かしていこう、というイミです。
つくづくその通りだと思います。上記もたまたまの積み重ねがこうフィットして今に至るわけで。びっくりします。
個人と組織に多様な機会と環境を
これまでの記事だと「カネのために副業や!」みたいに思う人もいたかもですが、そうではありません。
民間企業での転職支援が成功するのはほとんどの場合、「働く上でほとんど制限がない方」でした。
例えばシングルマザーで時短で正社員で働きたい、とか介護事情があるから週4日勤務で、とかいう人はほとんどお役に立てませんでした。
なぜなら採用側は高いフィーを払ってわざわざそういう方々を採用することはないからです。(他の応募者にフルタイムで働ける人がいればその時点で不利になる)
本当に支援を必要としている人に価値を提供したい。この人材難の時代にそういう方々を率先して活用できる組織が絶対に勝つ、という信念のもと企業にはそういう人を活用できる場を作りたい。そういう思いで今は主業では働き方改革のコンサルタントをしています。そして副業でも社労士・キャリコンを活用してその実現に向けて動こうとしています。
稼ぎたいだけであれば給料の高い企業に転職するだけでも叶いますし、もっと割のいい副業もきっとあると思います。(株でもFXでも不動産投資でもなんでも)
育児と介護のダブルパンチを抱える世帯もこれからもっともっとたくさん出てきます。それが当たり前になるのがわかっているのだから、柔軟な働き方、多様な人材の活用をもっと身近にしていきたいと思うのです。そんな思いで仕事を選んでこれまでやってきたし、これからもやっていきます。
何を考えてどう生きてきて、こんな価値観にいきついたのかといった出自に関してはまた別途書きたいと思います。
どんな家族にしていきたいかコンセンサスを取ってる?という話
前回の記事のなかで、自分のワガママを実現しないと、目指す家族像が実現できないと気付いたという話を書きました。
もちろんありたい姿のレベルを下げれば別に無理する必要もないわけですが、不戦敗は望むところではないと思ったので挑戦することにしたわけです。
そこで今回はそこまで言うPOCOの目指す家族像って何?ということを備忘・ピンチなときに立ち返る場所という意味でもここに記したいと思います。
機会と選択肢の拡充
実はそんな複雑なことは考えてなくて、妻との間で合意していることはこの副題の通りです。
①子供が自らの意思でやりたいと思うことを見つけられるよう、多様な機会を提供すること
②やりたいことが見つかった時に十分に投資してあげられる経済状況にすること
多様な機会を作ってあげるにもお金がかかります。(交通費・施設利用費・イベント参加費など)早いうちに海外を、などと思えば旅費も普通より多くかかるでしょう。でもそういった経験の中で、「私はこれがやりたい!」となったときに「お金がないからごめんね」とは言いたくないよね、と。
別にお金持ちを目指そうというようなモノではないんです。湾岸のタワマンに住んで高級車乗って、ブランドで身を固めて、定期的に海外旅行にいって、、みたいな世界を求めてるわけではないんです。
どうしてそう考えるようになったのか
POCO自身は両親に多大な感謝をしていますし、何の不満もありませんが、機会はたくさん逸してきたなと大人になって思いました。
POCO本家は田舎にあって決して多趣味な家ではなく、外食も外出もほとんどない家でした。自分たち兄弟も家でゲームするか友人宅でゲームするか、外で遊ぶか、くらいなもので(本人の感覚値としては十分でしたが)、数か月に1回行くマクドナルドで歓喜するような子供時代でした。実家にいた18年間で家族旅行も国内のみ2回だけと記憶しています。とにかく出不精でした。
これらが当たり前の中で生きてたので大人になるまで特に何も思いませんでしたが、東京でそこそこイケイケの会社に新卒就職してみると、海外に行ったことない同僚もいなかったし、塾にいったことのない同僚もいなかったし、とにかくカルチャーショックでした。
そこで後悔したことも、あの頃に戻ってやり直したいとかも何も思わないのですが、自分の子供には色々な経験をさせてあげたいなぁと思ったのは事実です。小さいうちは自分で集められる情報に限界がありますから、どうしても親が一定の機会を用意してあげる必要があると思っています。
そしてその方が自身がやりたいことを見つけられる可能性は確実に高まると思います。知らない世界に強烈な魅力を感じることは絶対ないでしょう。まずやってみることです。それもできるだけ感度の高い若いうちに。
POCOはいまさら絶叫マシンも、ダイビングも、スノボも車の運転もしたいと思わないですし、多分今後もやらないと思います。でもそういう偏見とか恐怖とか感じる間もない小さいうちから経験してたらやりたい・やりたくないもより合理的に判断できるだろうな、と思います。
多様な機会を通じてやりたいことが見つかったら、全力で応援してあげたい
海外留学が必要ならなんとか費用を捻出してあげたいし、どうしても行きたい学校があるなら塾でも何でも支援したいし、極めたい習い事があるならプロに習わせてあげたいと思うのは親の性でしょう。でも現実は無理だから”無理”って子どもにも言っちゃうのかもしれない。それはしたくない。だからまだビジネス人生の早いうちに収入源を複数持つということでその基盤を作っていきたいのです。
もちろん妻は海外旅行が好きなので、年に1回くらいは行けるようにしたいし、自分自身も滅多にないですが、「これが欲しい」と思った時に躊躇わずに購入を検討できる、そんな風になりたいというのもあります。(もちろん完全に子供優先ですけど)
というわけで、POCOの日々の行動はこの公約に沿っているのか、繋がっているのか、そして実現に近づいているのか、しっかりと軌跡を残していきたいと思います。ここにはリアルな結果を残していきたいと思っています。
今は兼業とか銘打ってますがぶっちゃけ本業の10分の1も稼げてません。でも一発当ててやろうと思って始めた者ではないので、着実にコツコツと伸ばしていくつもりです。
ただ、こんなことをつらつら書いてきたので、稼ぐことしか考えていないと思われてもアレなので、次回はPOCOの"仕事の価値観"について書きたいと思います。先に予告しますと、仕事やその先の顧客への提供価値には実はとってもこだわっています。