兼業社労士!流山の二刀流パパブログ

社会保険労務士とキャリアコンサルタントの国家資格二刀流で副業するパパの、お仕事とパパ業の二刀流記事をつらつら書いていきます!

ダブルワークへの挑戦を決意したパパの狙い

前回、ダブルワークって流行ってるの?という記事を書きました。

POCOもダブルワーカーです。とはいっても、本業のコンサルタントと副業、という感じで、副業はまだ柱はなくて色々つまみ食いしているのが現状です。でも、今年それを"踏み出した"のが大きいなと思っています。

なぜやるのか?

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某W社の求人広告みたいですが(笑)、なぜやることにしたのか、考えの変遷を書きます。

私は大学を卒業して新卒入社した会社に勤めて10年目ですが、数えてみれば、いわゆる等級が上がったのはたったの2回(1回の昇給インパクトは割と大きいのですが)。

30代前半であり単身であれば決して悪くない収入だとは思います。ただ、ここに子供2人が入ってきて状況は一変しました。

毎日の支出をアプリで集計し、毎月の収支を確実にエクセル管理し、何にいくらかかっているのか、減らせないのか、をこの一年くらい徹底してやっていった結果、ある結論にたどり着きました。

収入増やすしかない(涙)

収入を増やす

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まぁ当たり前なんですが、削れるところ整理したらもう"入り"に着手するしかないんですね。

生保を見直し、携帯を格安SIMに代える、辺りは手軽に取り組めてかつコストインパクトも大きいですが、それ以外に例えば電気ガス水道みたいなインフラを、節約して数百円浮かしたところで生活はほとんど変えられないんです。(自分へのご褒美などと言って31アイスクリームを買った瞬間に吹き飛んでおしまい)

生活を変えるには、月で万単位の削減、もしくは増収が必要なんだとわかりました。

で、削減できるものがない以上は、入りを増やすしかないんだと。

で、自分も転職支援のキャリアコンサルタントを6年やってたんで、「家族のために年収アップを」という人にたくさんお会いしたなあ、なんて思い返しつつ、今は完全に自分のことじゃないかと思ったり。

ただ、転職つまり一本足打法で増やす年収では結局限界がある。これが今の世の中の流れだと思います。終身雇用・年功序列じゃないので、仮に年収100万アップの転職を果たしても、それを維持・向上できる保証はないですし、活躍できなければ下げる可能性も大いにあります。しかも大概年収が上がるということはそれだけ何かオンされるのが常です。(労働時間なのか難易度なのかプレッシャーなのかハラスメントなのか何なのか)

POCOはどうしたいのか考えました。

・本業はほぼ定時帰りで固定の給与そこそこ高めで副業も在宅勤務もOK!

・空いた平日の時間を中心に副業で入りを増やす!

・土日は副業すらしたくない!すべて家族との時間にしたい!

・副業は得意分野、楽しいと思える分野でやりたい!

・しかも長期的にニーズが見込めて、軌道に乗る場合はそっちを本業にする選択肢も検討できるような分野がいい!

なんでワガママなアラサーなのか。。

自分が20代のキャリコンだった当時にこんなオッサンに会ってたら、「現実を見ましょう!」バシーンと言ってしまっていた気がします。でも、自分がこういう立場になって気づいたんです。これを実現しないと、POCOの目指す家族像は実現できないのだと。

※POCOの目指す家族像についてはまた別に書きます。

月収で考えた方がよい

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転職のときって、かなりの確率で年収、年収言いますよね。でも、例えば400万の年収が460万になったときの生活の変化を想像できる人はあまりいなかったように思います。なんとなく50万くらい上げたいな、みたいな。

年収60万は月割りすれば5万ですから、単純計算で月給5万アップです。手取りにしておよそ3万くらい。月の手取り3万上がったらどうします?と言われたら結構ワクワクしませんか?

んで、うちはこれから保育園に二人入れていくので、月で支出が10万弱増えます。もちろん妻が復職する分、入りも増えますが、時短なので月収で言えば今(育児休業給付金)と変わりません。賞与を月の生活費に入れても支出純増です。ツラすぎ。

そうなると普通に夫の稼ぎに期待です。(昭和か、と突っ込みたくなりますがこれが現実です。時短中も給料減らさない会社も出てきているので、本業のコンサルでこういう会社を増やしていきたいとは思っています)

そこで考えます。調べます。どうやったら月10万増えるんだと。就業規則、賃金規程、人事制度ガイドなど公になってる規程を全部見る、給与レンジから計算する。そして理解する。月収10万上げるには、あと4回昇格しなきゃいけないと。うん、さっき書いた通り9年で2回しか昇格してないのにね!(笑うしかない!)

あと18年とか待てるわけないですね。だって来年から必要なわけで。まぁ、4月で3回目の昇格が見えてることもあるので、残りの数万を副業で作りたい、副業なら作れると思ったわけです。

例えば独立起業して半年で月30万稼げるようにしろと言われるとハードル高く感じますが、副業で月5万作れるようにしろと言われたらなんかできそうな気がしてきませんか?

明らかに現職で月数万増やすよりカンタンなはずです。

というわけで、長くなりましたが、冷や汗かきながらその日暮らしをするよりも、リスクとって転職するよりも、ダブルワークでいいとこ取りして家族に落ち着いた生活を、そして将来的には不自由のない生活の基盤にしたい、という思いでダブルワーク開業しました。

POCOのワガママが単なるワガママで終わるのか、実現するのか、しっかり軌跡を残していきたいと思います。

ダブルワーク(兼業・副業)って流行っているの?という話

おはようございます。POCOです。
今日は本ブログの"二刀流"の一つ目のテーマであるダブルワーク(兼業・副業)について書いてみたいと思います。

なぜダブルワークがトレンドなのか

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この二年くらいでものすごく聞かれるようになったホットワードともいうべき、ダブルワーク。副業、兼業という方がよく聞くかもしれません。大手企業を筆頭に多くの会社で禁止してきた副業・兼業がここまでオープンになってきたのはなぜなのでしょうか?

これは色々な背景がありますが、大きなものとしては、"労働人口確保"と安部政権の推進する"同一労働同一賃金"が挙げられます。

働く人も当然減っていく

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日本の人口は1億2667万人(2017年齢9月1日現在/総務省統計局)ですが、2053年には1億人を割ると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所/日本の将来推計人口(平成29年推計))。これに応じて働き手である労働力人口も2016年の6648万人から2065年には3946万人にまで減るという予測もあります。

(みずほ総合研究所https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/pl170531.pdf ))。

要するにとにかく人手不足になっていくわけです。私は昨年まで9年間HRビジネスに身を置いていましたが、本当にどの業界・企業も喉から手が出るほど人を欲しがっていました。一方でなかなか思うように採用ができないのを、間近で見ていましたが、今後はますますそれが加速していくのです。

人手不足を解消する手段は色々ありますが、中でも即効性があると考えられているのが兼業・副業というわけです。そりゃそうです。仮に働いている人全員が2社で働けば事実上、労働力人口は倍になるのですから。仮に2社で週の半分ずつ(2.5日分ずつ)働いたら実質の労働力としては変わらないなんて声も聞こえそうですが、だから"生産性革命"を叫んでるわけです。半分の労働でこれまで通りの成果を出せ、そして空いた半分で副業・兼業しましょうよ、と言っているのです。

仕事軸で市場価格が定まっていく

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もう一つの背景は"同一労働同一賃金"です。これは、合理的な理由がなければ同様の業務には同じ賃金を払いなさいというもので、社内の正規社員と非正規社員の不合理な待遇差是正を目指すもので、現政権の政策の要です。

一方で副業・兼業の観点で考えたときに、例えば全く同じ仕事内容でA社とB社で週の半分ずつ勤務した場合にA社の給与がB社の半分だったらどう感じるでしょうか?かなり矛盾を感じますし、これだと副業・兼業が進まなくなりますね(だったらB社でフル勤務の方がマシ)。なので究極的には社内の待遇差是正にとどまらず、市場価格で仕事に値付けがされ、この仕事はどこでやってもいくら、となっていくことを目指しているのではないかとPOCOは思っています。

ダブルワークへの挑戦

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私は本業を続けながら2017年の6月に開業届を提出して個人事業主としての出発もしています。次回はなぜダブルワークを始めたのか、について書いてみたいと思います。

努力しているのにどんどん差がつくという話

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わかります。

POCO(筆者)も大学受験だったり、部活動だったりで

自身に感じたことがありますし、

知人でも明らかに人より努力(勉強)しているのに、

成績が伸びない人とかいました。

 

"努力は報われる"

とはよくいったものですが、半分正しくて半分誤りを含んでいる、

というか補足が必要なのだと個人的には思っています。

これについては最後にまとめます。

 

①正しいやり方でなければダメ

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先の知人の話で言えば、とにかく勉強時間は長いわけです。

昨今の労働者の長時間労働のように、

それはそれは"頑張っている"ように見えました。

しかしそれは仕事のやり方が間違っていて

やってもやっても仕事が終わらなくて残業しているだけの状態みたいなものなんです。

 

我が家の長男は1歳の終わりくらいから

KUMON式に通っているのですが、

KUMONもやはり"正しいこと" "繰返し"にものすごく主眼を置いています。

例えば鉛筆で図から図に線を引く"ずんずん"という教材でも、

図からはみ出したら消しゴムで消してもう一度やり直させる。

正確にできるまでやり直す。

結果プリント1枚になってもいいと。

間違った状態で何枚も繰り返したら間違いが身に付くだけである。

本当にその通りだなと思いました。

 

②投入量が足りなければダメ

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さて、"正しいやり方"でやっているのに成果が出ない、

これはなんでなのでしょう。

 

正しい手順、態勢でトレーニングしているのに

一向に筋肉量が増えないとすれば

大きな要因はどこにあるのか。

 

単純です。

投入量が足りないんです。

トレーニング量を増やしなさいと。

 

飲み込みが早いひともいれば遅い人もいるように、

人によって必要な量は異なりますが、

いずれにしても量は絶対に裏切りません。

(ただし正しいやり方である前提です)

 

何らかの物事で、我流でなく適切なプロの指導を

受けていて努力しているのに

成果が出ていないのだとすれば、

求める成果に到達するだけの量が足りてない、ということです。

これ以上はムリと思う人と、

まだやれる、と量を増やせる人の間に"差"が出ます。

 

これは努力した人とそうでない人、

ではなく

"努力している人と努力している人"の差です。

 

まとめ

 

今週のKUMONで先生がこんなことを仰いました。

 

「2の5乗(32)と6乗(64)の差は32だけど、

2の10乗と11乗だと差は1024にもなる」

 

当たり前のことを言っているに過ぎないのですが、

POCOはすごくハッとしました。

 

冒頭の"努力は報われる"の話ですが、

報われるには"正しいやり方"と

"必要な投入量"が必要だということです。

 

P.S

そもそもその成果をその人が本当に本気で

望んでいるということが大前提になります。

今日は在宅ワークなので在宅・モバイルワークについて書いてみた

終日在宅ワークの日に思うこと

僕の場合、在宅だと普段より支出が増えます。

うちは2児が待機児童につき妻が育休中なので、家には常に子供がいます。

現在の家は2LDKで部屋も余っていないので、

家で日中作業するのはかなりツライ。

 

なので実態としては”在宅"ではなく"モバイルワーク"になります。

カタカナにすると格好いいですが、

要するに近隣のカフェでの作業というわけです。

 

まさか朝イチ入ったカフェで夕方まで

コーヒー2杯程度で居座るわけにはいきません。

1日モバイルするなら昼食も含めて2~3か所は移動することになるので、

都度何かしらの支出が発生するので、

オフィス勤務と比較してちまちました出費が

増えるな~と感じます。

 

でもやっぱりオフィス勤務と比較して集中して作業できますし、

何より通勤がないのが素晴らしい。

これはもうね、辞められませんね。笑

私は千葉の北部に住んでいて、職場は都心なので通勤はかなりストレス。

もう10年やってるんで慣れてはいますが、

しないでいいならそれに越したことは完全にありません!

 

上司からすると本当に仕事しているのかわからない 

今いる組織は非常に自由度が高くて、

育児する上でも非常に助かっているのですが、

自分が上司だったら部下の管理・育成は本当に大変だなと思います。

 

うちは本社はあれど自分の座席は一切なく、すべてフリーアドレス

新卒社員も在宅勤務OK。理由も不問。すごいでしょう。。

社会人10年の身としてはやりすぎ感は拭えませんが。

 

でもいつも一緒にいない、顔を合わせての仕事が少ない、

という状況下では部下もPRが難しいし、上司も管理が難しい。

 

世の中には在宅しつつ、たまにPCのタッチパッドをスルスル

もしくはマウスをスルスルして働いているフリをして

さぼりまくっている輩もいるそうですから、

本当に見定めるのは大変なので、ローカルルールが大事ですね。

 

テレワークの制度を導入するのは簡単ですが、

実運用は非常に難しいです。

この辺はまたおいおい書いてみたいと思います。